平成から令和へ

 

 平成から令和への大連休も今日が最終日。この10日間、まるで年末年始のように大掃除に明け暮れていた私。

 

 5月1日の令和元日(笑)は、新天皇のありがたいお言葉をテレビで拝聴しつつ、この春 福岡に就職した長女の部屋を大掃除して過ごしました。平成の青春毎日 学校と塾、そして 副キャプテンを務めたテニスで真っ黒になり、サッカーと甲子園のスターに夢中だった君。その大量のコレクションと頑張りの証がこれ!…懐かしいです。

 

 

 どうしたもんじゃろのー(^^;) 長女からの申し送りで、大学受験の時の『化学のまとめファイル』は必ず次女のためにとっておいてほしいとのことでした。こんなに解りやすい化学のまとめはたぶん他にないから、絶対妹に授けたいのだそうです。うーん、妹は君とおなじ理系に行くか解らんけど、とりあえずそこまで言うなら取っておきましょう!サッカーと甲子園の雑誌は保存状態も良く、もしかしたらファンがいるかもしれないので、パパが古本屋に売りに行くそうです(笑)

 

 

 そして、そんな長女のもとへ博多どんたくを口実に家族で遊びに行きました!結局、どんたくは見ずにショッピングと大宴会!博多のまちをちょっぴり潤してきました!乾杯のスーパードライも令和仕様。ごまサバ、大好きなのですが、その日は品切れで『ごまハマチ』。でも、ごまハマチも めちゃ美味しかったです!!なぜ、長崎にゴマ◯◯食文化がないんでしょうか。水産県・長崎こそ ゴマ◯◯、イケると思います!博多も長崎に負けず劣らず美味しいものばかりで幸せです(^^)

 

 

 

 そして、連休最終日の今日は、主人、次女、おじいちゃん おばあちゃんと一緒に、筑後町の本蓮寺(ほんれんじ)へ行きました。先祖代々の墓は別の宗派で遠方にありますが、若い頃から法華経とご縁の深いおじいちゃんのたっての希望により、ここ 日蓮宗・本蓮寺の納骨堂の見学に来たのです。

 本蓮寺は、子である私たちの家からも近く、またJR長崎駅のすぐ近くにあるので、孫娘達が嫁いでからも お参りに来やすいだろうと考えてのこと。お墓でなく納骨堂にしたのも孫が2人とも女の子なので、管理の負担を軽減するためとのことでした。当然、嫁である私自身もいずれ入ることになりますから、相談していただいた時はとても嬉しくて、『ぜひ一緒に観に行きましょう!』ということになりました。

 日本初のキリシタン大名・大村純忠によって開港された長崎の街らしく、この地には はじめ、サンラザロ病院(日本で最初のハンセン氏病の病院)が建てられ、それに続いて修道院ができ、やがてサンジョアン・バウチスタ教会が建てられていたそうです。歴史のミルフィーユやな、わが街・長崎

 

 本蓮寺は、その大村純忠の子・喜前と親交のあった加藤清正公が、日蓮宗のお題目『妙法蓮華経』の五文字に因み、九州に五ヶ寺を建てようと発願されたお寺の一つ。五ヶ寺とは、熊本の本"妙"寺、大分県鶴崎の"法"心寺、長崎市の本"蓮"寺、熊本県水俣の法"華"寺、長崎県大村市の本"経"寺のこと。

 キリシタン弾圧が厳しくなる中、喜前は清正公の助言により日蓮宗に改宗。大村 本経寺を建立し、その二代目・本瑞院日恵上人により、元和6 年(1620年)、長崎港を一望できる丘の上 サンジョアン・バウチスタ教会跡地に本蓮寺が建立され、現在に至ります。

 由緒正しい、歴史あるお寺。その納骨堂は大変明るくて、みんな一目で気に入りました。一際明るい窓辺の一角に空きがあり 即決。大安と一粒万倍日が重なった とても運気のいい今日、なんと契約まで済ませてきました! 何より、おじいちゃんおばあちゃんがホッとした表情になった気がしました。まだまだ元気な2人には、安心して長生きしてほしいです。

 平成から令和への大連休は、とてもいい締めくくりとなりました。新しい時代を、私もしっかりと生きていこうという清々しい気分です