長崎県庁舎落成記念式典!

 2017年12月24日 クリスマス・イブの日に、新しい長崎県庁舎の落成記念式典が挙行されました!

 私は、その落成記念式典と、引き続き翌25日まで行われた落成記念イベントの司会を担当させていただきました。

 

 上の写真は23日午後、リハーサルの時に撮ったものです。吹き抜けのエントランスホールに特設ステージを設け、式典やイベントはそこで行われました。リハーサルが終わったのが午後6時を過ぎていましたので上のステージの写真は暗いのですが、本番は午前9時30分から、光さす中、ご来場の皆様の心も明るく始まりました。

 

 テープカットセレモニーには、中村県知事始め、八江県議長、高田勇 元知事、前知事でもあられる金子参議院議員、國枝県警本部長、田上県市長会長、一瀬県町村会長という錚々たる皆様方の中に、これからの長崎を担う若い世代を代表して、市立長崎商業高等学校の佐々木君と 県立長崎東中学校の玄君の2名が加わり、『県民とともに新しい時代を切り拓く庁舎』にふさわしい幕開けとなりました!

 

 引き続き執り行われた落成式典では、工事に関わられた各社の代表に対し中村知事から感謝状が贈呈され、ご出席の約450名の皆様から「立派な庁舎をありがとう!」の大きな拍手が送られました。また、落成を記念して、本県名誉県民であられる、彫刻家・富永直樹先生と日本画家・松尾敏男先生のご家族から、素晴らしい芸術作品の寄贈があり、会場の皆様に披露されました。式典の最後は、県警音楽隊の素晴らしい演奏で締めくくられ、約1時間のセレモニーは滞りなく終了しました。

 

 特に印象に残ったのは、ご来賓の元県知事・高田 勇さんです。高田元知事の時代に、新庁舎を現在の地に建てる方針が出されたそうです。ご高齢のため車椅子でのご臨席でしたが、テープカット後にステージから自席に戻られる時、車椅子に座り両手を深くあわせていらっしゃったお姿を見て、私は、その後の来賓紹介の冒頭に台本にあった『 お名前を申し上げますのでその場でご起立ください』の一文を読まないことに決めました。高田元知事をご来賓のトップにご紹介することになっていたからです。司会の私にできることはほんの些細なことですが、直前にそう決めてよかったと思いました。高田元知事は、その後もたくさんの報道陣に囲まれて嬉しそうでした。

 

 24日午後から25日にかけては、新庁舎県民見学会と併せ、行政棟エントランスホール特設ステージで、県内で活躍している団体の素晴らしいパフォーマンスイベントが開催されました!下の写真はほんの一部ですが、司会席から撮ったものです。大浦保育園・長崎北保育園の可愛らしい『ちびっこくんち』では、白トッポをかって出てくれた園児のお兄ちゃんらしき小学生の男の子が前に出て、『しょもうやれ~!』とアンコールの掛け声をかけて会場を盛り上げてくれました!長崎だけあって龍踊りだけでも3団体が披露!島原半島エリアからは和太鼓やエイサーの団体が出演し、その太鼓の音には魂の響きを感じました!毎月 県庁でロビーコンサートをやってほしいくらいかっこいいビッグバンドや、演奏だけでないダンスパフォーマンスありトークあり芝居ありの吹奏楽部の生徒さん達、県内各地の代表的な郷土芸能の数々、国内でも貴重な神職のみが演じる壱岐神楽、元気な佐世保のYOSAKOI、クリスマスらしいハンドベルなど、本当に盛りだくさんな、長崎県民の底力を感じる楽しいステージイベントとなりました。

 

 開業1年目にこのような司会者冥利に尽きる大きなお仕事をいただき、私は本当に運がいいです。また長崎県民として新県庁舎落成という歴史的瞬間に立ち会えてとても嬉しかったです!さすがに新庁舎の見学はできなかったので、来月ゆっくり県庁レストランでランチでも食べて、展望台から長崎の港を眺めたいと思います(^^)

 

 長崎県 県庁舎建設課の皆様、㈱創見様、ステージイベントに参加いただいた団体の皆様、大変お世話になりありがとうございました。