青春の想い出と『マチネの終わりに』

だから止めに来た…

違う意味で、今を遡ること35年前の高校生だった私に言ってあげたい。だから止めに来た。

当時、長崎北陽台高校に通っていた私は、週の半分くらいを、顔も名前も知らない工業高校の噂の君に会うために、部活仲間とともに西友入口の喫茶コーナーで待ち伏せしていたのでした。ひと目見ればその人だと分かる、という風の噂を信じて。

3年間一度も会えなかったその君こそが、長崎の星☆福山雅治様だったと知ったのは随分後のことです。




『マチネの終わりに』の公開初日。約15年ぶりに会うこととなった後輩と一緒に、永遠の君を観て参りました。

運命の絆で結ばれていた2人。とてもステキな映画で、『幸福の硬貨』というギターのメロディがとても印象的でした。あのCD、安眠用にほしいな!

福山様のカッコよさは言うまでもなく、石田ゆり子さんが、いわゆるキラキラした女優さんの顔ではなく、あえての等身大というか、しわやくすみなんかもある私たち世代の女性の姿を見せてくれたお陰で共感できたし、もしかしたら蒔野さんみたいな方とステキな出会いがあるかもと、夢を見させていただきました。そして、長崎が登場したのも嬉しかった!

久々の後輩とのランチやお喋りも楽しく、充実したオフとなりました。ステキな休日をありがとうございました。